土地購入でお悩みの方はいらっしゃいませんか。
最近のニュースで、豪雨や台風、地震などの災害で、家が倒壊しているのを見かけますよね。
今回は、購入を考えている土地が、災害の面で安心なのかチェックする方法をご紹介します。
□安全性チェックの方法とは
まずは、ハザードマップを確認する方法です。
ハザードマップでは、津波、洪水、土砂崩れが起きた際のリスクが地図表示されています。
例えば、洪水に関しては、浸水が想定される地域が色付けされており、黄色から赤色まで段階で分かれているでしょう。
土砂崩れに関しては、崖地や急傾斜地の側に色が付いています。
津波に関しては、海抜が低い地域や平野部、海沿いで注意が必要です。
いずれの3つも、災害から命を守るために確認しておくべき事項です。
ハザードマップ以外にも、地盤調査が出しているデータで地盤について調べられるでしょう。
購入したい土地の地盤調査は、基本的に購入前にはできませんが、周辺の土地の過去のデータは見られます。
アプリやQRコードで地盤サポートマップがダウンロードできます。
地盤の強弱によって資金計画が変わるため、土地選びの手助けになるでしょう。
地盤サポートマップには地盤の強弱だけではなく、液状化しやすいかどうかの情報もあります。
液状化しやすい土地では、大きな地震が来たときに、砂利盤が液体状になる液状化現象が起こる可能性があります。
購入後の調査で液状化しやすいと分かった場合は、改良工事が必要かもしれないため、注意しましょう。
また、揺れやすさもマップに表示されています。
場所は近くても、断層などの関係で揺れやすい土地と揺れにくい土地があります。
揺れやすいと、住宅に負担がかかるため、揺れやすさもチェックする必要があるでしょう。
□災害リスクへの対策
対策として、まずは先ほど紹介した地盤サポートマップや、ハザードマップで現状の安全性を把握することが重要です。
安全性よりも立地にこだわる方も、めったに災害は起こらないから大丈夫と思わずに、しっかり確認しましょう。
また、実際に自然災害が起きたときの対処法を理解することも重要です。
地震保険を加えた方が良いのか、加入している火災保険の補償範囲はどこまでなのかをきちんと考えましょう。
□まとめ
今回は、災害が心配な方へ、土地の安全性をチェックする方法と、災害リスクへの対策方法をご紹介しました。
長年安心して暮らしたい住宅では、安全な土地を選ぶために、チェック方法を頭に入れておくことをおすすめします。