2021-02-01
福井市で土地を購入したいとお考えの方はいらっしゃいませんか。
土地を購入した後その上に建物を建てたい場合、土地の地盤がしっかりしているか確認する地盤調査をする必要があります。
しかし、地盤調査についての知識をお持ちの方は少ないですよね。
そこで今回は、地盤調査の基本的な知識と目的について解説します。
□地盤調査とは
地盤調査とは、土地の上に安全に建物を建てられるかどうかを判断するために行われる調査です。
そのため、住宅などの建物を建てる目的で土地を購入される方には必要な調査と言えます。
*地盤調査の種類
地盤調査にはいくつかの種類があります。
住宅を建設するための地盤調査では、スウェーデン式サウンディング試験が一般的です。
この調査は比較的簡単に行えるため、短時間かつ費用も安い点がメリットです。
ただし、調査する業者によって結果に差が出やすく、地中に何かが埋まっている場合調査ができない場合があります。
ボーリング調査は、大型の建物を建てる際に行われることが多いです。
比較的深い地層でも利用でき、正確かつ細かい情報が得られます。
ただし、費用は割高で、広い土地でしか実施できません。
このほかにも、平板載荷試験やポータブルコーン貫入試験などが挙げられます。
*地盤調査はいつ行うのか
地盤調査は、土地の購入前でも後でも行えます。
ただし、購入前の場合は、売主と不動産会社の許可をもらう必要があります。
理由は、土地購入前はまだ売主の土地であるからです。
土地の上に建物を建てる具体的なプランが決まったら、地盤調査ができるか確認しましょう。
□地盤調査の目的とは
地盤調査には様々な目的があります。
例えば、地盤構成の把握が挙げられます。
これは、その土地が人為的に作られたのか、自然に形成されたのかを調査します。
また、地盤の強度と支持力を把握することも主な目的です。
この2つの項目は、建物の建設にあたって欠かせない情報です。
そのほか、地下水位の把握や液状化判定は、地震によって土地や建物にどれくらいの影響が起こるのかを示す情報ですので、地震被害を最小限に抑えるためには知っておきたいですね。
□まとめ
ここまで、地盤調査の基本情報と目的について解説しました。
土地の購入前に地盤調査を行って、土地の安全性を確かめましょう。
今回の記事を参考に、地盤調査をスムーズに進めてください。
当社は、不動産関係のご相談を随時承っております。
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